運用・保守でつまずかないために
RPAは導入して終わりではありません
プログラムが安定稼働し続けるためには、運用・保守が欠かせません
ここでは、よくあるトラブルとその対策、日々の運用チェックリスト、そして将来的な内製化に欠かせない技術者育成について解説します

プログラムが止まる原因TOP3と対処法
1.システムや画面の変更
RPAはUIの構造に依存するため、システム更新や画面デザインの変更があるとプログラムが動かなくなることがあります
対処法
まずは「単純・繰り返し・ルールが明確」な業務からスタート
成功体験を積んでから徐々に対象範囲を広げることが理想
2.データの想定外パターン
数字だけのはずが文字が混じる、ファイル名のルールが崩れるなど、想定外のデータでエラーが発生するケースがあります
対処法
入力チェックやエラーハンドリングをシナリオに組み込み
異常時にはアラートを通知する仕組みを作る
3.運用ルールの不徹底
誰がロボットを監視するか、障害時に誰が対応するか決まっていないと、トラブル時に業務が止まってしまいます
対処法
ロボット稼働の監視担当を明確化し、障害時の連絡フローを整備
ログを定期的に点検して予兆を早期発見する
RPA運用のチェックリスト
日々の運用を安定させるためには、定期的な点検とルール化が欠かせません
以下は代表的なチェックリストです
- ロボットの稼働状況を毎日確認しているか
- エラーログを定期的に点検し、再発防止策を取っているか
- システム更新やメンテナンスの予定を事前に把握できているか
- シナリオや手順書をチーム内で共有しているか
- 障害時の対応フロー(誰が・どのように)が明確になっているか

このようなチェックを習慣化することで、RPAは安定稼働し、現場から「使いやすい」と評価される存在になります
内製化に向けた技術者育成の重要性
RPAを長期的に活用するためには
ベンダー任せではなく自社で改善・保守できる体制=内製化が不可欠です
メリット
- トラブル発生時に迅速に対応できる
- 新しい業務自動化をスピーディに展開できる
- 外注コストを削減し、投資対効果を最大化できる

育成のポイント
- 業務知識のある現場担当者に基礎的なシナリオ作成スキルを習得してもらう
- IT部門は高度な保守・セキュリティ対応を担う
- 定期的な研修や勉強会を開き、ナレッジを共有する
内製化を進めることで、RPAは「一部の自動化ツール」から「全社の生産性を支える仕組み」へと進化します
まとめ
RPAを成功させるには、導入よりもむしろ「運用・保守」に力を入れることが重要
- プログラムが止まる原因を把握し、事前に対策する
- 運用チェックリストで日常的に点検する
- 内製化に向けた人材育成で持続可能な仕組みを作る
これらを実践すれば、RPAは長期的に安定して稼働し、業務効率化と働き方改革を力強く後押しします
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表計算の操作はRPAの得意分野
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書類の保存・配信も
ボタンひとつで!
見積書や請求書などのPDF作成・保存・メール送信を、RPAが一括で自動化
さらに、PDF内のデータを読み取って、Excelなど他アプリへ転記することも可能
手間のかかる紙業務をデジタルに変え、ミスと作業時間を大幅削減します


メール

メールの“定型送信”は
ロボットで対応
あなたは本来業務へ
注文確認メール、報告通知、添付ファイルの送受信など、定期的なやりとりを自動化
さらに、受信メールの内容を読み取り、必要な処理に分岐させることも可能
ブラウザ

Web業務も
クリック&入力まで自動操作!
・オンラインの業務ポータル
・ECサイト
・勤怠管理システム など
人が画面操作していたブラウザの作業もRPAで代行可能
データ収集やフォーム入力も得意です
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ファイル保存もシステム連携も
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